骨盤ってそもそもなに??

ひとえに『骨盤』と言いまししても、実はいくつかの骨から構成されており、骨としての一つの『骨盤』というわけではありません。

いくつかの骨からできているからこそ、骨盤にも関節があります

『骨盤がゆがむ』や『骨盤が開く』なんていうのは、骨盤の骨が変形してゆがむわけではなく、この関節での異変が起こっているという事です。

骨盤自体も、自らの作用で勝手にゆがんでいくわけではなく、周りの影響を受けて結果的にゆがんでいってしまうのです。

↓骨盤(前面)↓

 

 

何の影響を受けて骨盤が結果的にゆがんでしまうのか??

①ひとつは骨盤に付着している筋肉です。

例えば、太ももの筋肉というのは、ほとんどが骨盤に付着しています。

日常生活の中で、偏った使い方が多くなっていくと、どうしてもある一定の筋肉(その人の日々の使い方による)に対する負荷が大きくなります。

負荷が大きくなればなるほど、その筋肉は疲れてしまいますので、慢性的に過剰に緊張状態が続いてしまいます。

また、極端に使う機会が減った筋肉は『緊張』ではなく、『短縮』してしまいます。脳から「もういらないんだ」と判断され、縮んでいってしまうのです。

その結果、この緊張短縮してしまった筋肉はほぼ骨盤に付着してますので、骨盤を引っ張ってしまいます。

ここで『骨盤がゆがむ』の完成です。

一つの筋肉は緊張し、一つの筋肉は縮む。そして骨盤は歪みます。

 

内臓の異変があっても骨盤に影響します。

『胃』が悪い。

『肝』が悪い。

『腎』が悪い。等。

西洋医学的には説明がつきにくいですが、東洋医学的にはカイロプラクティック等にも応用されている通り、関係性は大いに有ります。

 

③出産ももちろん影響は大きいでしょう。

妊娠時より徐々に変位が起きていき、出産時で大きく変位した骨盤は、基本的には約1ヶ月ぐらいで元に戻ると言われています。

が、それは特に安静にしていた場合に限るんだろうなと感じます。

現実は産後なんて安静にできるはずもなく、あれやこれやなんやかんややらないといけませんし、身体の使い方なんかもだいぶ偏って使ってしまうという現実がほとんどだと思います。

なので、中々勝手に元の状態に戻るということではなく、不安定な状態が割と長続きしやすいのが現状だと考えます。

これをなるべく早い状態(早くて産後1ヶ月以降~)から正しい状態に導いてあげることにより、例えば体重なんかも早い段階で戻りやすいことでしょう。

 

骨盤矯正へのアプローチ・治療法

上記理由で『結果的に』骨盤がゆがむわけですから、骨盤だけにアプローチしても、周りの起因を取り除いてやらないとすぐ元の状態に戻ってしまいます。

骨盤だけにアプローチしたとしても、もちろん直後はウエストも細くなりますし、見た目も変わります。

ただ、持続しません。

そこからさらに骨盤がゆがんでいる原因を定め除去してあげれば、持続もしやすいですし、なにより身体も軽くなります。痛みが伴う方は痛みも楽になります。

ゆがんでいるからといってただゆがみを元に戻すのではなく、なぜゆがんでるのか』をちゃんと見極め、その原因も取り除く。

そうすることでただの骨盤矯正ではなく、ちゃんとした『治療』としての骨盤矯正を行えます。

『なぜ、その形になってしまったか?』、『なにが、そうさせているのか?』、が、最も重要です。

しっかり統括的に診させて頂いたうえで、十分な説明も加えて、何か症状がある方は保険治療も併用して治療させて頂きます。

 

 

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”えん”の骨盤矯正

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